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氷の跡地に豆を蒔く
About this book
二〇二五年一月、北極圏の町イヌヴィク。研究者の母に連れられて横浜から来た十六歳の水野湊は、何を頼まれても『大丈夫です』と答え、十二月の帰国まで誰とも深く関わらずに過ごすつもりだった。だが四月、凍った坂で転んだ隣人の老婦人マージを助けたことで、古いホッケーリンクを改装したコミュニティ温室の一区画を預かってしまう。『五月の最後の週までに、豆を蒔いて』。白夜の当番表、隣の区画の陽気な青年、不機嫌な同級生、規則を愛する運営係——帰る日が決まっている少年に、町は何を任せ、彼は何を残せるのか。
Book details
- Genres:
- Slice Of Life, Coming of Age, Contemporary
- Language:
- ja
- Published:
- 2026-10-24
- Content rating:
- PG