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篝火と十二羽の鵜
About this book
二〇二五年夏、山あいの町・沙見。東京で他人の言葉を書き続けてきた二十四歳の七緒は、鵜匠の祖父が倒れたと聞いて六年ぶりに帰郷する。九歳の夏、誰の腕にも乗らない老鵜が彼女を選んだ――町はそう信じてきた。言葉を失った祖父は、八年仕えた艫乗りの陸ではなく、川から逃げた孫娘を後継に指名する。川開きまで三週間。断れば舟は廃され、十二羽の鵜は散り散りになる。そして陸は、黙って去った初恋の女を見ようともしない。選ばれることは、選ぶことと同じなのか。篝火の舟に立つのは、誰の意志なのか。
Book details
- Genres:
- Classic Romance, 家族小説, 大人の恋愛小説
- Language:
- ja
- Published:
- 2026-10-24
- Content rating:
- R