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天保十三年、三冊目は貸さない
About this book
天保十三年の江戸、神田。貸本屋「梅屋」の見習い・千太は、十七歳。背負い箱に九十冊の本を詰め、七十軒の得意先を回る。千太には掟がある。初見の客に三冊目は貸さない。客の読み方を裏帳面に書く。その帳面の中身を、岡っ引きに小銭で売って、妹を守ってきた。七月、千太の一言をきっかけに彫師の仕事場へ手入れが入り、翌朝、彫師が階段の下で死ぬ。師匠には七日後の吟味。千太は自分の帳面だけを頼りに、七日で誰が何を持ち去ったのかを探る。調べるほど、帳面の中の自分が見えてくる。
Book details
- Genres:
- Mystery
- Language:
- ja
- Published:
- 2026-10-26
- Content rating:
- PG-13