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塩田に雨が降る前に
About this book
瀬戸内海の小島・笠島。太陽嵐で世界の電気が消えてから三十年、島は昔ながらの塩田で生き延びてきた。六十二歳の浜頭・汐見鞠子は、口は悪いが弟子たちに慕われる塩田の師。その鞠子が、帆船の塩商人・久住誠吾と、干潮の浜で祝言を挙げようとしている。ふたりは三十年前に結ばれるはずだった。祝言を前に、八年前に島を出た鞠子の息子が帰ってくる。最後の弟子・灯は、箪笥の奥で切られた古い綱を見つける。なぜ、これほど遅れたのか。物語は時を遡りはじめる。
Book details
- Genres:
- Classic Romance, Literary Fiction, Post Apocalyptic
- Language:
- ja
- Published:
- 2026-10-30
- Content rating:
- PG-13